ドイツには季節が5つあると言われています。
「春、夏、秋、冬、カーニバル!」
第5の季節はカーニバル、復活祭の6週間前です。

このカーニバルが終わると、復活祭まで肉類を食べない断食期間となります。イスラム教にもラマダーンという断食期間がありますし、日本でも禅寺などで断食道場などあるように、断食は古くから宗教との関連も深い行為です。

「断食」とは、一定の期間、全ての食物あるいは特定の食物の摂取を絶つ宗教的行為。現代では絶食療法(一般に言う断食療法)として医療行為ないし民間医療ともされている。

しかし、健康面においても断食が効果があることから、最近ではダイエット以外の目的で断食に取り組む人も増えてきました。

その断食の4つの効果とは、

1 内臓休息させる 
断食により、内臓、特に消化器官を休ませることができます。特に胃疾患は、断食によってもっとも治りやすい病気といわれています。たとえば、胃拡張など、1週間から10日ほど断食すれば、握りこぶし大の弾力にみちた健康な胃に回復するでしょう。  

また、消化には多量のエネルギーが必要なので、1日断食するだけでも内臓を含めて体全体を休息させることができるでしょう。

2 余分な脂肪を排出する 
断食で摂取エネルギーを控えることで、体内に貯めこまれている脂肪を分解し、エネルギー源とし燃焼させることができます。

コレステロールや中性脂肪値が高い人は摂取エネルギーが消費エネルギーより多いため、余剰エネルギーがコレステロールや中性脂肪となって血液内に取りこまれています。断食することでコレステロールや中性脂肪の値を下げることができます。 

3 毒物・老廃物を排出(デトックス)する
断食で体中に蓄積されている毒物や老廃物などを排出すること(デトックス)ができます。

なぜ、毒物や老廃物などが体内に溜まると悪いのか?というと、食べ物が腸の中で腐敗して腸内に老廃物として多く溜まってしまうと、その毒素が血液にまじって全身に運ばれ、体全体に悪い影響を及ぼすからです。

特に問題になるのが「宿便」です。「宿便」とは、腸内の細かいヒダや細毛に食物のカスや胆汁などの体内分泌物が、腐敗してコールタールのようにべっとりと張り付いているものをいいます。

この「宿便」は、断食でしかとる方法が見つかっていないそうで、断食7日目~2週間目ぐらいに 排出されると言われています。「宿便」をとることで、 腸本来の働きができるようになり、体全体の調子も良くなります。

私も経験ありますが、人によっては赤い湿疹が出たりします。これは、皮膚から老廃物を排出したためだそうです。

ニキビや吹き出物などお肌のトラブルは、腸の機能が低下して、体内に毒素が溜まっていることが 原因です。たとえば、便秘していると肌の調子が悪くなった経験ありませんか?断食で体内の毒素を排出したら、吹き出物などもできなくなります。お肌のトラブルが体の内側から改善できる断食は美容にもお勧めです。

4 身体の抵抗力が増す
断食で体の抵抗力が増し、風邪など引きにくくなります。生命維持に必要なエネルギー源を食物から摂れなくなると、体は自分を守ろうと抵抗力を強めます。断食をはじめて1週間から10日ほどで、白血球が増加し始め、通常の1.5倍~2倍もの量になるそうです。その増加した白血球の働きで、化膿性の病気が回復に向かいます。

風邪などで体力が弱っている時は、栄養つけるように食事をするより、断食して体を休養させて抵抗力をつける方がいいということです。

もちろん、他に持病などあってお薬を処方されている方は、無理な断食は危険です。完全に食を絶つのでなく、最初は夕食の量を減らすなど少しづつ食べる量を減らして様子をみましょう。3日以上の断食は専門家にご相談ください。