ビタミン・ミネラルの過剰摂取に注意
サプリメントを摂る目的は、普段の食事だけで補うことが困難な栄養素、もしくは、不足している栄養素を補うためです。
多ければ多いほど健康によさそ~と思っていらっしゃいませんか?
実は、ビタミンやミネラルなどの過剰摂取を続けると健康によくないことが分かってきました。
複数のサプリメントを摂る場合、成分表で過剰摂取になっていないかチェックしてくださいね。
ビタミン不足、過剰摂取に注意
私たちの体は大半のビタミンを蓄えておくことができません。そのため、定期的に摂取する必要があります。摂取しすぎても多くのビタミンは水溶性であるため、尿と共に体外に排出されるのであまり心配はいりませんが、ビタミンA、D、Eは脂溶性ビタミンなので過剰成分が体内に残ってしまうので注意が必要です。
ビタミン | 推奨栄養所要量 | 安全な上限量 |
ビタミンA | 女性700㎍、男性900㎍ 妊娠中の女性770㎍ 授乳中の女性1200㎍ |
3000㎍ |
ビタミンB6 | 1.3ミリグラム 50歳以上の女性1.5ミリグラム 50歳以上の男性1.7ミリグラム 妊娠中の女性1.9ミリグラム 授乳中の女性2.0ミリグラム |
100ミリグラク |
ビタミンB12 | 2.4㎍ 妊娠中の女性2.6マイクログラク 授乳中の女性2.8㎍ |
ー |
ビタミンC | 女性75㎎、男性90㎎ 妊娠中の女性85㎎ 授乳中の女性120㎎ 喫煙者は上記35㎎増量 |
2000㎎ |
ビタミンD | 50歳以下の人200IU 51~70歳の人400IU 70歳超の人600IU |
2000IU |
ビタミンE | 5㎎ 授乳中の女性19㎎ |
1000㎎ |
ビタミンK | 女性90㎍、男性120㎍ | ー |
ミネラル不足、過剰摂取に注意
ミネラルは健康的な食事に必要不可欠です。特定のミネラルの摂取量が多すぎる、または少なすぎると、栄養障害の原因になります。
バランスの取れた食生活を送っている人は、カルシウムやヨウ素、鉄分不足を除いて、栄養障害や深刻なミネラル欠乏症になることはほとんどありません。しかし、何らかの食事制限を行っている場合には、特定のミネラル(またはビタミン)の量が不足することがあります。たとえば菜食主義者は、卵や乳製品は食べるという人を含め、鉄不足になる危険があります。乳児は成長が急速で多量の栄養素が必要なため、欠乏症になる危険性が高いです。
ミネラル | 推奨栄養所要量 | 安全な上限量 |
カルシウム |
1000㎎ |
2500㎎ |
ヨウ素 | 50㎍ | 1100㎍ |
リン | 700㎎ | 4000㎎ |
カリウム | 3.5g | ー |
ナトリウム | 1000㎎ | 2400ミリグラム |
亜鉛 | 15㎎ | ー |
※ 参考:メルクマニュアル医学百科より
ライフプラスの酵素サプリメント、デイリーバイオベーシックスには、鉄分が入っていません。これは、鉄分を摂りすぎるとフリーラジカルの生成を促進する可能性があるからだそうです。
また、栄養価の低い食事でも摂取できるリンやカリウム、ナトリウムも、本製品には配合されていません。